アクセスランプ点灯は謎のままだけど、気にしないことにする。
1年くらい保てばいいでしょ。
いつもどおりRaspbianイメージから、ブートSDとシステムUSBを構築する。
1.SDカード
2.システム用USBフラッシュ
3.データ用USBフラッシュ
手順
1.OSイメージのダウンロード
「Raspbian "wheezy"」をダウンロードし、解凍。
2.イメーファイルのマウント
$ su - (rootで作業)
# kpartx -av wheezy-raspbian.img
add map loop0p1 (252:0): 0 114688 linear /dev/loop0 8192
add map loop0p2 (252:1): 0 5662720 linear /dev/loop0 122880
# mkdir /mnt/sd1
# mkdir /mnt/sd2
# mount /dev/mapper/loop0p1 /mnt/sd1
# mount /dev/mapper/loop0p2 /mnt/sd2
これで /mnt/sd1 にブート領域、 /mnt/sd2 にシステム領域がマウント。
3.ブート領域のコピー
SDカードを差し込み、dmesgなどでデバイス名を調べる。
fdisk でパーティションを設定、mkfs.vfatでFat32フォーマットする。
(自動マウントされた場合はアンマウントする)
# umount /dev/mmcblk0p1
# fdisk /dev/mmcblk0
コマンド (m でヘルプ): [ p ] ← パーティションテーブル表示
コマンド (m でヘルプ): [ d ] ← パーティション削除(パーティションが存在する場合)
選択したパーティション 1
コマンド (m でヘルプ): [ n ] ← パーティション作成
Partition type: [ ] ← デフォルト値
p primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
e extended
Select (default p): [ ] ← デフォルト値
Using default response p
パーティション番号 (1-4, 初期値 1): [ ] ← デフォルト値
初期値 1 を使います
最初 セクタ (nnn-nnn, 初期値 nnn): [ ] ← デフォルト値
初期値 nnn を使います
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (nnn-nnn, 初期値 nnn): [ ] ← デフォルト値
初期値 nnn を使います
コマンド (m でヘルプ): [ t ] ← パーティションID変更
選択したパーティション 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): [ c ] ← 「W95 FAT32 (LBA)」を選択
パーティションのシステムタイプを 1 から c (W95 FAT32 (LBA)) に変更しました
コマンド (m でヘルプ): [ w ] ← テーブル書き込み
パーティションテーブルは変更されました!
# mkfs.vfat -F 32 /dev/mmcblk0p1
# mkdir /mnt/bootsd
# mount -t vfat /dev/mmcblk0p1 /mnt/bootsd
# cd /mnt/sd1
# tar cfpv - . | tar xfpv - -C /mnt/bootsd/
# sync
●ブート手順書き換え
# vi /mnt/bootsd/cmdline.txt
「root=/dev/mmcblk0p2」 ⇛ 「root=/dev/sda1」
# umount /dev/mmcblk0p1
# rmdir /mnt/bootsd
4.システム領域のコピー & 初期設定
USBフラッシュを差し込み、dmesgなどでデバイス名を調べる。
fdisk でパーティションを設定、mkfs.ext4でext4フォーマットする。
(自動マウントされた場合はアンマウントする)
# umount /dev/sdb1
# fdisk /dev/sdb
コマンド (m でヘルプ): [ p ] ← パーティションテーブル表示
コマンド (m でヘルプ): [ d ] ← パーティション削除(パーティションが存在する場合)
選択したパーティション 1
コマンド (m でヘルプ): [ n ] ← パーティション作成
Partition type: [ ] ← デフォルト値
p primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
e extended
Select (default p): [ ] ← デフォルト値
Using default response p
パーティション番号 (1-4, 初期値 1): [ ] ← デフォルト値
初期値 1 を使います
最初 セクタ (nnn-nnn, 初期値 nnn): [ ] ← デフォルト値
初期値 nnn を使います
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (nnn-nnn, 初期値 nnn): [ ] ← デフォルト値
初期値 nnn を使います
コマンド (m でヘルプ): [ t ] ← パーティションID変更
選択したパーティション 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): [ 83 ] ← 「Linux」を選択
コマンド (m でヘルプ): [ w ] ← テーブル書き込み
パーティションテーブルは変更されました!
# mkfs.ext4 /dev/sdb1
# mkdir /mnt/sysusb
# mount -t ext4 /dev/sdb1 /mnt/sysusb
# cd /mnt/sd2
# tar cfpv - --exclude=./lost+found --exclude=./sys --exclude=./proc . | tar xfpv - -C /mnt/sysusb/
# sync
# mkdir /mnt/sysusb/sys
# mkdir /mnt/sysusb/proc
# mkdir /mnt/sysusb/var/www
# mkdir /mnt/sysusb/var/www
●マウント情報書き換え
# vi /mnt/sysusb/etc/fstab
[ /dev/mmcblk0p2 ] の定義行を以下2行に変更
/dev/sda1 / ext4 defaults,noatime 0 1
/dev/sdb1 /var/www ext4 defaults 0 0
/dev/sda1 / ext4 defaults,noatime 0 1
/dev/sdb1 /var/www ext4 defaults 0 0
●固定IPの設定
# vi /mnt/sysusb/etc/network/interfaces
[ iface eth0 inet dhcp ]の定義行を以下に変更(xxx,yyy,zzzは環境に合わせる)
iface eth0 inet static
address 192.168.xxx.yyy
network 192.168.xxx.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.xxx.255
gateway 192.168.xxx.zzz
dns-nameservers 192.168.xxx.zzz
●ttyの起動抑制
# vi /mnt/sysusb/etc/inittab
2〜6の定義をコメントアウト
1:2345:respawn:/bin/login -f root tty1 ...
# 2:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty2
# 3:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty3
# 4:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty4
# 5:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty5
# 6:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty6
●アクセス制限の設定
# vi /mnt/sysusb/etc/hosts.deny
以下を追加
ALL: ALL
# vi /mnt/sysusb/etc/hosts.allow
以下を追加(xxxは環境に合わせる)
ALL: 127.0.0.1
ALL: 192.168.xxx.0/255.255.255.0
# umount /dev/sdb1
# rmdir /mnt/sysusb
5.イメージファイルのアンマウント
# umount /mnt/sd1
# umount /mnt/sd2
# kpartx -dv wheezy-raspbian.img
del devmap : loop0p2
del devmap : loop0p1
loop deleted : /dev/loop0
# rm -r /mnt/sd1
# rm -r /mnt/sd2
SDとフラッシュメモリを差し込んでRaspberry Pi を起動してみよう!
母艦から
$ ssh pi@192.168.xxx.yyy
パスワードは「raspberry」
ただし、、、
フラッシュメモリの差し込むポートによってデバイス名が決まるので、
Raspbianが起動しない場合がある。
慌てず騒がず差し込むポートを入れ替えて試してみよう。
母艦から
$ ssh pi@192.168.xxx.yyy
パスワードは「raspberry」
ただし、、、
フラッシュメモリの差し込むポートによってデバイス名が決まるので、
Raspbianが起動しない場合がある。
慌てず騒がず差し込むポートを入れ替えて試してみよう。
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